簡単な説明で「現在の電気理論」を塗り替えるお話 |
今まで、何冊も『コロンブスの電磁気学』を改訂し出版してきましたが、私の友人知人からは“難しくて分からないから、読んでいない”との返事が返ってきます。
そこで、数式や詳細な説明(一寸専門的な)を省略して、出来るだけ簡単に読んで頂くように書き変えました。
(まだ進行中ではありますが)
何しろ、尊敬するファラデーは、200年ほど前の1791年9月22日にロンドン近郊のニューイントン・バッツで鍛冶屋を営む家庭の二男として生まれ、十三歳にすぎない少年のころから、製本屋の配達人として働き始め、家計を支える一員となったのである。とても、勉強どころではなかった。 |
その無学のファラデーが、今にして思えば、当時の貧弱な装置を用いて、今日の電気理論の基礎を築いてくれたのです。
それに、ファラデーが、私が使用させて頂いている装置を、当時用いたならば、私と同じような実験をしていたと存じます。
ですから、従来の電気に関する知識は一切必要ありません。
かえって、頭の中が混乱してしまうかもしれません。
今までの「電気理論」に詳しいお方は、この際、それらの電気知識を「オール・クリアー」して、
更には、ご自身が、ファラデーの生まれ変わりだとのお気持ちで、お読み頂けましたら幸いです。
詳細は、原著の各種『コロンブスの電磁気学』(窓文社発行)を、
又、ファラデーに関しては拙文『敬愛するマイケル・ファラデー(1)