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『コロンブスの電磁気学』の概略へ
『コロンブスの電磁気学』増補改訂版の概略へ

『コロンブスの電磁気学』増補改訂版(A4判 831頁 価格:6000円)
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敬愛するマイケル・ファラデー(6) 縦列接合された伝送路に流れる電流値は同一である

201125

宇佐美 保

 先の≪敬愛するマイケル・ァラデー(5) 縦列接合の登場≫から、次の≪敬愛するマイケル・ファラデー(7) 縦列接合がコンデンサの謎を解く≫に進む前に、本項の表題通りの「縦列接合された伝送路に流れる電流値は同一である」は、より十分なるご理解が必要と存じますので、次のイメージ図を用いて説明させて頂きます。
(尚、詳細は、是非とも自著『コロンブスの電磁気学』増補改訂版をご参照ください)

 

 先ず「イメージ図:1」は、≪敬愛するマイケル・ファラデー(5) 縦列接合の登場≫の「図:2」の再掲です。

そして、「イメージ図:2」に、この図の一部抜き出し拡大します。

(但し、紛らわしいので導体の色を、以前の茶色から灰色に変え、又、電磁波流とやり取りが、同じ波表示では紛らわしいので 、この図以降、「やり取りは直線形状」に変更しました)

イメージ図:1




イメージ図:2


 そして、「イメージ図:34」は、「“電磁波流が電気的な影響力を導体だけとやり取りする”のではなく、“電磁波流同士でもやり取りする”」筈であるとの私の見解です。

イメージ図:3



イメージ図:4



 このイメージ図での、これらの各電磁波流の流れは、“量子レベルまでへの細分化が可能と存じます。”

 

 次からのイメージ図では、各電磁波流を書き込まずに、「電磁波流と導体、又、電磁波流同士でのやり取り」を表示しました。

「イメージ図:6」では、“隣接する電磁波流同士でのやり取りが相殺される”模様のイメージ図です。

イメージ図:5
イメージ図:6




 「イメージ図:7」は、「イメージ図:6」で、各電磁波量のやり取りが相殺された模様の統合イメージ図です。

 

 更に、「イメージ図:8」は、「イメージ図:7」は当初の「イメージ図:1」のように、電磁波流を書く加えた図です。

そして、この件から、電磁波流全体と導体とのやり取りは、導体と隣接する電磁波流とのやり取りである事を示しております。

 

イメージ図:7
イメージ図:8


 

 

 このように細分化され、又、それらの相互作用が相殺されている電磁波流の全体の中に新たな導体を挿入した場合、当然ながら、新たに挿入された導体の周辺部の電磁波流間の相互作用の相殺は崩れ、その相互作用は隣接電磁波流同士から、導体とそれに隣接する電磁波流間の相互作用に変化します。

その状況が「イメージ図:9」です。


イメージ図:9
イメージ図:10



 

 しかし、「イメージ図:4」に於いて、これらの各電磁波流の流れは、“量子レベルまでへの細分化が可能と存じます。”との私の見解から、「イメージ図:10」のように、何枚もの、又、何本もの導体を挿入した場合にも、縦列接合状態が出現し、且つ、新たに形成された伝送路には同一値の電流が流れる事が判明するのです。

 

 では、次の≪敬愛するマイケル・ファラデー(7) 縦列接合がコンデンサの謎を解く≫に移りたいと存じます。


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