新『コロンブスの電磁気学』(第9巻)
「アースに対する誤解」へのご案内
2019年2月4日 宇佐美 保
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今まで何冊か発行しました『コロンブスの電磁気学』のそれぞれの各巻で、“従来の「電磁波」に対する概念を捨てさり、「電磁波は、電磁子の集団」(電磁子:量子力学的存在)”である事実をご納得頂けていると存じます。
更には、先著「新『コロンブスの電磁気学』第3巻 縦列接続の登場」、又、同シリーズの『第8巻 縦列接続理論の補足』で力説してきましたように、導体が電源に直結していなくても、“その導体に、電磁子が接触すれば、その導体にも電流が発生する”事実にも、ご納得頂けたと存じます。
勿論、その電磁子群の量が時間的に変化することのない直流(あるいは矩形波信号)に於いても同様な現象が発生することは言うまでもありません。
この件は、本著でも実証いたします。
先ずは、アンテナの件です。
この件に於いては、送信アンテナ上、又、受信アンテナ上での、電磁子群(今回は、主に、磁界子)の動きを考察すると、当然ながら、直流(矩形波信号)でも、送受信が可能であることが分かります。
尚、電磁子は、磁界子と電界子に分かれると、今までも力説してきました。
そして、磁石の件になりますと、更には、電磁子は、磁界子と電界子に分かれるというより、磁界子と電界子から、成り立っていると思われてきます。
更に、「太陽電池」の理論が、覆ってきます。
「太陽電池」は、アンテナを有し、その超短波の交流受信波である太陽光(いわば交流)を受信した後、このままでは、「新『コロンブスの電磁気学』第6巻 交流理論は砂上の楼閣)に書きましたように、アンテナ、又、アンテナからの電線部での抵抗体による「多重反射」で、ゼロボルトになってしました。
その為電磁子群をアンテナで受け取った後、直ちに(例えば、その内の)プラス電流のみを取り出せば、このプラス電流が「多重反射」しても、プラス波とは低くなりつつもプラスとプラスの間を狭まるだけで、プラス直流となり「太陽電池」として機能できるのです。
また、磁気に関しては、コイルへ流れる電流が、従来説通りの様にコイルの入力端から出力端へと、一方通行的に流れるのではなく、同シリーズ『第4巻 新たなコンデンサとコイル』に理論通りに、コイルへの入力端/出力端(いわゆる、その巻き始めと巻き終わり)から、電流は、プラス/マイナスが対称的に流れるを事実を押し進めると、磁石も(電流を流し終えても)やはり電磁子群(磁界子並び電界子)が機能していることが分かります。
お馴染みの電磁波(磁界と電界に分割)を、電磁子群(「電磁子」を「磁界子」と「電界子」に分離)して、アンテナ上の「磁界子」の動きを考察して、「新たなアンテナ理論」を形成できました。
又、太陽電池の理論も同様な手法で、序ノ口と云われるかもしれませんが、「新たな太陽電池論」も形成できました。
更には、「新たな磁石の原理」も、築き上げることが出来ました。
一般的なコイルに電流を流し磁石を形成する際は、従来説のコイルの入口部から出口部へと、一方通行的に電流が流れるのではなく、コイル入口部/出口部(巻き始め部/巻き終わり部)「双方から同時に正/負対称的な電流が流れると解釈するのです。
その結果、下図の如くなります。
「磁界子」と「電界子」 |
左図を裏から見た図 |
「磁界子」の向きは「磁石」の向き |
そして、最後は、正/負対称的な電流が相殺し合い、電流はゼロとなります。
(即ち、「磁界子」数は、図の赤丸、青丸の数的には相殺し合いましょう)
しかし、この電流が途絶えても「強磁性体」蓄えられた、これらの赤丸、青丸の「磁界子」は、依然として、「磁石の働き」を発揮します。
一方「電界子」は、向きが各々逆向き(「赤の磁界子は内向き」、「青の磁界子は外向き」)で存在して、トータルするとゼロボルトとなり、外部の測定系には検出されません。
従って、「磁石」からの「磁界」は、電磁波(電磁子の群れ、「磁界子」、「電界子」の群れ)なのです。
(即ち、「磁石」からは、「電界子」も発生しているのですが、観測されないのです)
「電流が失せても磁化が存在する」は、何ら外部から作用を受けず「磁界」が働く点は、「外部から作用を受けずに働く重力」と同様な存在として考えるべきでしょう。