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選挙民を愚弄する小池百合子氏、並び、週刊文春

2016727

宇佐美 保

 

 「産経新聞 提供 【東京都知事選】「病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」 テレビ生討論で鳥越俊太郎氏が小池百合子氏に抗議」の記述(文末に一部を掲載させて頂きます)の中で、“小池氏「これが選挙なんですよ。坂上さん」”と発言により小池氏は、「選挙民を愚弄している」事に気が付かないのでしょうか!?

 

 選挙民は、候補者の発言などを判断、考慮して投票するのです。

その選挙民の判断材料を“これが選挙なんですよ”と云って、小池氏は疎んじているのです。

小池氏には誠実さが欠如しています。

小池氏の頭の中、心の中を、選挙では何を言っても(出鱈目であろうと)勝てばよいのだ!との思いが占拠しているのでしょう。

 

 このような小池氏が都知事として、選挙民であった都民に対して、誠実な都政を遂行するでしょうか!?

小池氏は、都民ではなく、別の方に向いての動きをする事は「明々白々」でしょう!

 

 

 更に、「日刊ゲンダイ」の次なる“場外乱闘都知事選 文春拡声器に堕した大メディアの本性”との記述(文末で、更に、引用させて頂きます)を見れば、週刊文春も、私達選挙民を愚弄していることが分からないのでしょうか?そして、私達の投票権を紙屑扱いにしていることに気が付かないのでしょうか!?

 

……「週刊文春」が、鳥越俊太郎候補の“女子大生淫行疑惑”を報道。十数年前に当時20歳の大学生に強引にキスをした疑いがあるというのだが、「淫行」のタイトルはあまりにドギツイ。鳥越側は「記事は事実無根」とし、名誉毀損と公職選挙法違反の疑いで文春の編集人を刑事告訴。これを大メディアがこぞって報じた。……

 

 候補者である鳥越氏が事実無根と主張しているのに、私達選挙民の投票の判断材料を左右する記述を掲載することは、私達選挙民を愚弄することです。

 

私は、「週刊文春」を全く信用しておりません。
(お金の為なら、簡単に魂を売るように思えてならないのです!)

赤福事件(伊勢の赤福が製造日と消費期限をごまかし、商品は回収、営業は停止という憂き目に遇った)の際、「週刊文春」が、余りに赤福を弁護するので、不思議に思いました。

 

そして、調べて、「《賞味期限切れの日本人(2)〈週刊文春と「赤福」の関係〉》(20071219日付の私のホームページ)に、次の事実(ホームページの内容の一部)も掲載しました。

 

 ……改めて、私は、手元にある週刊文春(今年度分)を見てみました。

 有りました!有りました”この広告掲載状況を次の表に纏めました。
事件発覚前までは、

毎週必ず3分の1ページの縦長の「赤福の広告」が、
そして、ほぼ1週間おきに2ページのカラー広告が
週刊文春に掲載されていたのです!!!

 

「赤福」の週刊文春への広告掲載状況

カラー2

白黒13

カラー2

白黒13

カラー2

白黒13

カラー2

白黒13

「赤福」ヨイショ

1/411

4/5

7/5

10/4

1/18

4/12

7/12

10/11

1/25

4/19

7/19

10/18

2/1

4/26

7/26

10/25

2/8

5/310

8/2

11/1

2/15

5/17

8/9

11/8

林真理子氏

2/22

5/24

8/1623

11/15

「新聞不信」の滝氏

3/1

5/31

8/30

11/22

3/8

6/7

9/6

11/29

3/15

6/14

9/13

12/6

小林信彦氏

3/22

6/21

9/20

12/13

徳岡孝夫氏

3/29

6/28

9/27

12/20


 その上事件発覚後「赤福」の広告掲載が無くなるや、直ちに、週刊文春は臆面も無く、118日号で林真理子氏が、1115日号で「新聞不信」の滝氏が、126日号で小林信彦氏が、更には、1213日号で徳岡孝夫氏が、「赤福」弁護の駄文を掲載して、読者を裏切ったのです。

 何のと言う事でしょうか!?

例の4氏の駄文は、読者の為に書かれたのではなく、
週刊文春の最良の広告主である「赤福」への支援応援文だった事が露呈するのです。

 

 

 

池氏の暴言の件

産経新聞 提供 【東京都知事選】「病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」 テレビ生討論で鳥越俊太郎氏が小池百合子氏に抗議

 「news every.」の報道によると、小池氏は17日に秋葉原で行った街頭演説で「病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではないんです」と発言していた。

     ◇

 バイキングでの鳥越氏と小池氏のやりとりは次の通り。

 鳥越氏「小池さんにこれは一つ、どうしてもちゃんと聞かなきゃいけないんですけど、小池さんは街頭演説の中で、えー、病み上がりの人を連れてきてどうするんだというようなことを言われましたか?」

 《小池氏は苦笑しながら質問を聞く》

 小池氏「言ってないですね。記憶にないですね」

 鳥越氏「ここにちゃんと証拠があるんですけど」

 小池氏「そうなんですか」

 鳥越氏「これは日テレの『every.』の、日テレの夕方のニュースの中でちゃんとテロップが入っています」

 《テロップの映ったテレビ画面を紙に印刷したものをテレビカメラに向けて見せる》

 小池氏「でも今、お元気になられてるじゃないですか」

 鳥越氏「いやだからこういうことをおっしゃったかどうか聞きたいんですよ」 小池氏「いやいや。記憶にないですよ」

 鳥越氏「いや、まあしかし実際に出てますから」

 小池氏「それは失礼しました」

 鳥越氏「『病み上がりの人をただ連れてくればいいというものではないんです』と。これはね、がんサバイバーに対するね。大変な差別ですよ。偏見ですよ」

 小池氏「もし言っていたのであれば、失礼なことを申し上げて恐縮だと思います」

 鳥越氏「それですまされるんですか。これは僕個人に対する問題じゃないんですよ」

 小池氏「わかりました」

 鳥越氏「がんサバイバーはね。何十万、何百万といるんですよ。東京都だって。家族もいますよ。そういう人たちに1回がんになったらあなたはもう何もできないんだ、というふうに決めつけるのはね」

 小池氏「いや。そこまで言ってないですよ。それを決めつけてるのは鳥越さんでしょう。むしろ」

 鳥越氏「いやいや。あなたじゃないですか。病み上がりを連れてくるのはどうだと」

 小池氏「やりとりは山ほどありますけど」

 鳥越氏「病み上がりというレッテルはってるじゃないですか」

 《お互い言葉をかぶせ合い、言い合いになる》

 小池氏「これが選挙なんですよ。坂上さん」

 《ここで唐突に司会の坂上忍さんに話をふる》

 坂上さん「いや、急に僕にふられましたね…」

 《坂上さんはやや当惑気味に答える》 

 

 

 

 

“場外乱闘都知事選 文春拡声器に堕した大メディアの本性”

日刊ゲンダイ 2016723日付

 

 31日の投開票日まで1週間あまり。都知事選も佳境のタイミングで飛び出した有力候補者のスキャンダルに、メディアは大騒ぎだ。

 

 今週発売の「週刊文春」が、鳥越俊太郎候補の“女子大生淫行疑惑”を報道。十数年前に当時20歳の大学生に強引にキスをした疑いがあるというのだが、「淫行」のタイトルはあまりにドギツイ。鳥越側は「記事は事実無根」とし、名誉毀損と公職選挙法違反の疑いで文春の編集人を刑事告訴。これを大メディアがこぞって報じた。

 

 文春は先週号で、増田寛也候補が総務相当時に赤坂の高層マンションを2億円ほどで購入したことが大臣規範に反しているのではないかと指摘していた。2週間前の号では、小池百合子候補の政治資金に関する疑惑も報じた。それらがほとんどスルーだったのとエライ違いだ。

……

 文春側の思惑はともかく、今回のスキャンダル報道で鳥越のイメージダウンは避けられない。新聞テレビが取り上げれば、なおさらだ。なにしろ今は選挙戦の真っただ中なのである。結果的に、ライバルの小池と増田を喜ばせることになった。

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