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恩人菅さんに唾する東電メディア官僚そして民間事故調(12

責任を負う菅さんに責任を押し付ける方々

2012328

宇佐美 保

 

 時事ドットコム「政界インタビュー」とのWEBを訪ね『原発事故対応は「大失敗」 =菅直人・前首相インタビュー=』との題目を見て驚きました。

  

 

    それでも、本文を見ますと、この菅さんの発した「大失敗」の真意が捻じ曲げられ誇張されていることが判ります。

なにしろ、その記事の冒頭は次のようなのです。

 

 菅直人首相は、3月11日で東日本大震災発生から1年を迎えるのを前に時事通信のインタビューに応じ、当時の政府の対応を振り返った。東京電力福島第1原発事故について「備えがなかったという意味で大失敗だった」と悔いる一方、自らが陣頭指揮を執ったことに関しては「やらざるを得なかった」と語った。発言内容は以下の通り。

 

 

 即ち、「備えがなかったという意味で大失敗だった」と語っていたのです。

 

 −東日本大震災から間もなく1年を迎える。

 

 地震と津波による大きな被害があり、東京電力福島第1原発事故が起き、国民の皆さんが大変厳しい状況に遭遇した。当時の政治の責任者として大変申し訳なく思う。国民が我慢強く対応し、復興に向けて頑張っていることに感謝したい。

 

 菅さんはここできちんと“当時の政治の責任者として大変申し訳なく思う”謝罪しています。

 

 特に原発事故は事前の備えがあまりにも不十分だった。それがあれば、もっと事故も大きくならず、放射線被害も大きくならずに済んだと思うだけに責任を感じる。準備が十分できていなかったという意味では人災と言わざるを得ない。そういう意味でも大きな反省が本当に必要だ。備えがなかったという意味で(政府の対応は)大失敗だった。

 

 −大失敗か。

 

 大失敗だった。

 

 ここで、インタビュアーは、ヘッドライン同様に「大失敗だった」だけを菅さんに言わせて、その失敗の前提をカットしています。

即ち、「備えがなかったという意味で大失敗だった」なのです。

そして、この「備えがなかった」責任の大半は自民党にあった筈です。

それなのに、菅首相として国会で吊し上げられた際、“そのように、私を非難しますが、この原因はあなた方にあったのです!”と尻を捲ることはありませんでした。

(“それを言ってはおしまいよ”の事態(言ってしまった結果、責任のなすりつけ、非難合戦状態に陥る)をじっと耐えているように私には見え、気の毒に思い、その後は、国会中継を見るのをやめました)

 

でも、菅さんの選挙地盤の飲食店の主人は、“なんでこんな菅はすぐやめないんだ。もっとはきはき答弁すればいいじゃないか!” と憤慨し、私の上述の思いを語っても、聞く耳持たずの状態でした。

 

このように、

菅さんは、
地元の人たちの非難を浴びようとも「責任を、他人に転嫁せず、自らに引き受ける方」と
私は感じ、菅さんを支持し続けているのです。

 

その菅さんの代わりに『週刊金曜日:2011.6.10850号〉』で、大藤理子氏(ジャーナリスト)が、痛快無比の啖呵を切っておられます。

では、その一部を以下に掲げさせて頂きます。

 

 

アホか。

いや私だって、もう少し気の利いた罵り言葉の一つや二つ知ってますよ。しかし今の政治のレベルに合わせるならば「アホ」が最適、「アホ」で十分だと思う。

 不信任決議案。まったくもって理解不能である。野党は復旧・復興の遅れは菅政権の失政だと言い募っているが、だったら早く進むように自分たちが協力すればいいだけの話ではないか。

菅直人首相では協力できない」なんて選り好みしている場合ではないだろう。家族を、家を、仕事を失い、それでも明日を信じて生きていこうとしている人たちがいるというのに。

……

総理、あなたが替わることにより、原子力発電事故災害対策、復旧・復興を、責任ある、そして心ある形で前進させる態勢を創るための、新しい政治の枠組みを考えることができるのであり、我々には、その用意があります」(大島理森・自民党副総裁)だって。ぶへっ。盗っ人猛々しいとはまさにこのこと。私のヘソで沸かした茶をぜひ飲んでいただきたいものだ。

 戦後一貫して原発を推進して「危険だ」という声に耳を貸さず、「安全神話」をふりまき、場合によっては札束でほっぺたをひっぱたくようなまねをしてきたのはいったい誰だったのか。

 谷垣禎一総裁は「自民党も責任を負っている」と通り一遍の反省を述べているが、そんなものでは足りない。まったく足りない。これまでの原発政策を総括した上でないと、自民党に発言権はないとすら私は思う

 ……眼前に立ちはだかる問題のあまりの大きさにどうしたらいいのかわからず戸惑い、逃げをうっている情けない政治家の姿である。自らの無能ぶりを直視することに耐えられず、誰かのせいにして誤魔化そうとする醜い政治家の姿である。

 すべてを菅のせいにして「こいつが元凶だ」と批判していれば、自分の弱さと向き合うことなく、しかも何か政治家らしい仕事をしている気になれるもんねだけど菅を変えた後に何をどうするのか、具体的な道筋は何一つ示されないままだ

 ……

 震災後、私は内省のあまり言葉を失ってしまっていた。しかし内省なんかしている場合ではなかったのだ。政治家の多くはこれっぽっちも反省なんかしちゃいないのだから。日本の政治家はこの大震災を経ても、まったく変わっていないのだから。

 

 

 実に気持ちの良い啖呵です。

 

 更に、冒頭のサイトの内容を引用させて頂きます。

 

 

−首相官邸の初動には厳しい評価がある。

 

 ……原発事故では、原子炉の中で何が起きているのか分かり、予測ができて初めて次の対策が可能だ。(原子力災害対策特別措置法)10条、15条の報告があって、すぐに動き出し、まずは事態の把握に努めようと、東電、経済産業省原子力安全・保安院、原子力安全委員会の責任者にそれぞれ(官邸に)来てもらったが、残念ながら、どういう状況にあるのか、少なくとも私に報告が上がってこない

 

  それは二つ原因がある。一つは本当に分からない。つまり原発そのもの(の計測器などが)壊れているわけだから、情報が分からない。情報がないから上がってこないという部分と、ある程度、現場に情報があったとしても伝わらなかった部分の両方があった。

 

  そういう中で、どういう施策があるか、という提案が出てこない。つまり、普通だったら「こういう状況だからこうすべきだ」という提案が出てくるが、それが出てこない。これが一番ある意味大変なことだった。

 

  (震災翌日の)3月12日朝、現地に(視察に)行った。官邸にきちっと情報が上がってきて、誰かが的確な対応をしているのであれば、任せることは可能だったが、あのときは(災害対策拠点の)オフサイトセンターも機能していない

 

  私としては黙って見ているときではなく、現場で実際に対応している(福島第1原発)所長に、きちんと話を聞かないといけないと思った

 

 

 ここで、何故この記事「(震災翌日の)3月12日朝、現地に(視察に)行った。」に於いて、「現地に(視察に)行った」と()書きの視察にとの注釈を入れたのでしょうか?

「私としては黙って見ているときではなく、現場で実際に対応している(福島第1原発)所長に、きちんと話を聞かないといけないと思った。」と発言されているではありませんか!?

 

それと共に、ベントの早期遂行を主目的で行ったのではありませんか!?

 

 

ところが、冒頭に掲げた「時事ドットコム」には、田崎史郎「ニュースの深層」とのサイトもあり2011718には、次のような記述があります。

菅政権が続くことはもはや「百害あって一利なし」だ。一日も早い退陣が日本政治の蘇生につながると思っている。

 更には、『(ヴェーバーの)「君主論」から菅直人の精神状態を読む』などと書かれていますが、そんな君主論はともかく、その一部を抜粋させて頂きます。

 

 ……

 菅は市民運動家から日本の最高権力者の地位に上り詰めた。そして、東日本大震災、原発事故という未曾有の災害に直面した。その対策の「神経繊維」の1本を握っているという高揚感をヴェーバーは「権力感情」と呼ぶ。

 

 菅は退陣表明後もこの「権力感情」に酔っているに違いないしかし、3つの資質を持っているのだろうか。

 

 「責任感はなきに等しい

 

 ちょっと待ってください田崎さん!

責任感」こそが、今回の菅さんの行動の源ではありませんか!?

菅さんが、事故後、直ちに(周囲の引き留めも聞かず)福島第一原発に飛んだのも、東電の幹部らに“60になる幹部連中は現地に行って死んだって いいんだ。俺も行く”(拙文≪恩人菅さんに唾する東電メディア官僚そして民間事故調(7≫)と怒鳴ったのも、「原発事故の収束、又、事故が拡大して、東日本が壊滅するような事態を防がんが為の「責任感」だった筈です。
 それに「菅は市民運動家から日本の最高権力者の地位に上り詰めた」との表現は、田崎氏が「市民運動家」を一段低く見て居られる様に感じます。

 

 これほどの非難を浴びながら、なおも続投しているのだから「情熱」はあるのだろう。だが、「判断力」はかなり低い。

 

 巨大地震と津波によって、福島第一原子力発電所で非常電源を喪失した3月11日午後、菅は首相官邸執務室に集まった原子力安全委員会委員長の班目春樹、東電幹部を前に怒鳴り散らした。……

 その後の海水注入問題でも、菅があまりに厳しく問いただしたがゆえに、班目がついつい「(再臨界の)可能性はゼロではない」と発言してしまったというのが真相だ。政府部内では、班目の発言のブレを問う声があるが、班目がしどろもどろになるほどに追い詰めた菅の責任も重い 

 

 菅さんの重圧が外れた班目氏の現在のご活躍はいかがでしょうか?

 

「責任感」においては無きに等しい。たとえば、中部電力に浜岡原発運転中止要請をした際、菅は経済産業相・海江田万里が行うつもりだった記者会見を横取りした上に、他の原発を動かす仕事を海江田任せにした。海江田がそれを進めると、今度はいきなりストレステストの実施を求め、邪魔した。

 

 「汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう」というのが元首相・竹下登の教えだが、菅は「汗は他人にかかせましょう、手柄は自分が取りましょう」というスタイルだ。責任を他の人たちになすりつけていたのでは、組織は動かない

 

 今後、首相になる政治家にはぜひとも菅を反面教師として、政権運営に当たってほしい

 

 先ず、浜岡原発に関しての、菅さんを内閣審議官として支えていた下村健一氏のツイッターに記述を次に引用させて頂きます。

 

730 下村健一‏@ken1shimomura

最近、知人数人との会食の席で、誰かが海江田批判をぶった時菅さんは「でも彼は、浜岡原発を止める時は本当に頑張ってくれたんだよ」と反論していた。同席の僕も意外に思うほど真顔で。←@geso0602 菅さんの中には結構、3.11からともに戦った海江田さんへの一種の感謝の思いが


 それに、田崎氏の記述にある「責任を他の人たちになすりつけ」は、どのような場合だったのでしょうか?!

 

−政府は阪神大震災などを教訓に官邸の危機管理態勢を強化した。危機管理監の動きも見えなかった。機能しなかったのか。

 

 (評価は)政府の事故調査・検証委員会などの検証を基本的には待つべきだ。しかし、どの仕組みがどうだったというよりも、ほとんど機能しなかった。

 

  役職的な危機管理監の責任はあるだろう。しかし、原発事故の状況を当然一番分かるのは、事業者(東電)だ。事業者の情報以外なら保安院の現地の情報だしかし、私の知っている限り、(情報は)来なかった。情報そのものが極めて不十分だった

 

  (事故の)早い段階でいえば、東電はトップ2(会長、社長)が東京にいなかった。それが影響したかどうかも分からない。

 

  地震、津波に関しては、被災者からは「もっと早く」と言われるが、ある程度やれたと思う。

 

  原発に関しては、極めて不十分だった。つまり、東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分だった。(原因は)どうしても全部「3・11」前になる。つまりは(原発の)全電源喪失を一切想定しなかったからだ。電源が喪失すればメーターが見えない。メーターが見えなくなることを想定していないわけだから、危機管理が残念ながら結果としてうまくいかなかった。

 

  (官邸が)ほかの理由で機能しなかったんじゃないか、と言われるかもしれないが、少なくとも、最大の問題は備えがないことだった。

 

 −首相が前面に出ることに批判もあった。

 

 首相が陣頭指揮を執るのは例外だ。今回は一般的には多分、例外になるから、やらざるを得なかった。つまりは、野党も国会で「将たる者はあそこ(官邸執務室)に座るべきだ」と言っていたが黙って座っていても何にも情報が来ない。そこを「じっと待って」という人は、そういう政治家であって、陣頭指揮が一般的にいいのか悪いのかではなく、私は必要だと思ってやった

 

 

 20110328日の田崎史郎「ニュースの深層」で、田崎氏は次のように書かれています。

 

 

 

発生翌日の福島第一原発の視察(12日)、早朝、東京電力への怒鳴り込み(15日)、自民党総裁・谷垣禎一への突然の入閣打診(19日)−。いずれも、首相としての適格性を問われることだ。視察には東電との関係でやむを得ない事情もあるのだが、東電怒鳴り込み事件と、入閣打診には開いた口がふさがらない

 

 時の首相が民間企業に乗り込み、「(社員の)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退した時には、東電は百パーセントつぶれます」と怒鳴ることなどかつてなかったことだ。しかも3時間も東電に滞在した。

 

 もちろん、計画停電、原発事故への対応、情報隠しなど、東電には腹が立つ。だからといって、首相が午前5時半に乗り込んで怒声を浴びせることはあるまい。経済産業省の副大臣か政務官に命じてやらせればいいことだ

 

 

 命がけで事に当たらなくてはならない事態に於いては、全責任を負う首相が出向いて“60になる幹部連中は現地に行って死んだって いいんだ。俺も行く”と檄を飛ばすのも当然ではありませんか!?

それでも、“60になる幹部連中は現地に行って死んだって いいんだ”の覚悟を待った方が東電におられたでしょうか!?

 いわんや、そんな東電の方々は「経済産業省の副大臣か政務官」が来ても、せせら笑うだけだったかもしれません。


 それと「自民党総裁・谷垣禎一への突然の入閣打診」の件は次の発言にも関係するのではありませんか!?

 

 

  −自民党は災害・テロ時に首相の権限を強化し、私権を制限する緊急事態条項を創設する憲法改正案を検討している。こうした法制面の検討は必要か。

 

 当然そうだろう。ただ今回のこと自体を、野党も検証してくれなければ。だから私はそのこともあって野党にも「協力してくれ」と言った。まさに危機だから、危機状態にあるのだから、もっと協力してほしいと思った。そういう問題は、まだ残っている。

 

 

 そして、この田崎史郎「ニュースの深層」は、次の言葉で締められております。

 

「最悪の事態に、最悪の首相で臨むことになってしまった…」

 

 これは、事情を知る与野党議員共通の嘆きである。

 

 おいおい与野党議員さん、それに田崎さんよ、先に掲げた大藤理子氏(ジャーナリスト)の痛快無比な啖呵を全身に浴びてはいかがでしょうか!?

 

 

今度は、田崎史郎「ニュースの深層」(20110801日)から引用させて頂きます。

 

 先に引用させて頂いた記述は「今後、首相になる政治家にはぜひとも菅を反面教師として、政権運営に当たってほしい」で終わっていました。

ここでは、「ポスト菅は誰が選ばれようとも菅よりもマシ」という事で、次のように始まり次のように終わっています。

 

「ポスト菅」は「保守」野田佳彦vs「胆力」馬淵澄夫、伏兵は「号泣」海江田

……

誰が勝利し、首相の座に就くのかはまだ分からない。しかし、「菅の後がいない」などという見方が一時流れたが、それが俗説であることを8月下旬か9月上旬に行われる代表選は示してくれるだろう。

 

「B級」と揶揄されてはいるが、誰が選ばれようとも、菅よりもマシであることは確かだ

 

 

 この田崎氏の「菅よりもマシ」というのは、「原子力村の方々」又それに群がるマスコミの方々にとっての意味なのでしょうか!?

菅さんの後には、野田氏が首相となり、早々に原発事故の収束宣言を出しました。

 

野田政権は16日の原子力災害対策本部で、東京電力福島第一原発の事故収束に向けた工程表ステップ2(冷温停止状態の達成)の終了を確認した。野田佳彦首相は記者会見で「発電所の事故そのものは収束に至ったと判断される」と事故収束を宣言した。

朝日新聞(20111216日)

 

 

現在でも4号機の核燃料プールは、余震で壊滅的な事態となりかねない状態です。

2号機も原子炉格納容器内の放射線量が最大で毎時729シーベルト。圧力容器から格納容器底部に溶け落ちた燃料の破片や塊の高さは、最高で40センチと推定。内視鏡による調査で格納容器の水位は60センチと判明しており、燃料の位置は依然不明で危険な状態です。

 

 

 更に、東京新聞(2012327日)を抜粋させて頂きます。

  

 原発で重大事故が起き、格納容器の圧力を下げる排気(ベント)を迫られた際、放射性物質の排出を最小限にとどめるためのフィルターが、国内のどの原発でも設置されていないことが、電力事業者への取材で分かった。事故時には作業員らの前線基地となる免震施設の放射線対策が進んでいないことも判明。東京電力福島第一原発事故の教訓が十分生かされていない。……

 

 

 これでは、古舘さんの20111228日の特番「メルトダウン 5日間の真実」』に於いて指摘した、「ベント配管と空調配管の分離」などは当然未実施なのでしょう。

(拙文≪恩人菅さんに唾する東電メディア官僚そして民間事故調(10≫をご参照ください)

 

 更に、東京新聞の次の記述です。

 

 また、自衛隊の電源車から電気の供給を受けようとしたが、ケーブルを接続するソケットの形状が異なり、使用されなかった。

……

 電源ソケットなどの統一化は、「十分に電源車を確保した」などを理由に、消極的な事業者が多かった

 

 

 「電源ソケットなどの統一化」まで出来ずとも、「接続アダプター」(例えば、パソコンなどのアース線付の3本足の出たプラグを、2か所しか穴のない通常のコンセントに差し込む際のアダプターの類)を各種備えておくだけでも良いではありませんか!?

(万能アダプターを作られたら?)

 

 更に、東京新聞(2012318日)には「米サンオノフレ原発配管7カ所破損か」との記事が載っています。

 

……米メディアによると、3号機は加圧水型で、蒸気発生器は三菱重工業が製造し、二〇一〇年に納入した。……

 同原発では二月上旬、2号機でも三菱重工製の蒸気発生器の細管に、異常な摩耗が多数見つかっている。

 細管については、米原子力規制委員会(NRC)が専門家を現地に派遣し、詳細な調査を開始することを明らかにしていた。

 

 こんな状況の中、悪評たらたらのストレステストでOKという事で、原発を再稼働しようと企んでおります。

 

 

 何やら、菅さんバッシングをしでかした方々は、政治家も、マスコミも、評論家の方々も、……「原子力村」の恩恵を一身に浴びてこられた方々、又、「夢よもう一度」と夢見ておられる方々のように思えてなりません。

 

何しろ、田崎史郎氏は、官房機密費という毒饅頭の件でも、噂に上がったお方ですし?

(文芸評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』をご参照ください

 

 

「夢よもう一度」と夢見ておられる方々よ、どうか、先に掲げた大藤理子氏(ジャーナリスト)の痛快無比な啖呵を全身に浴びて、目をお覚ましになって、再出発なさっては如何でしょうか!?

(補足)

 

 最後のもう一度、下村健一氏のツイッターから引用させて頂きます。

 

723 下村健一?@ken1shimomura

 

昨日(21)の日経・夕刊に、総理の発信不足について大きな特集記事。下村インタビュー「僕らが国民への説明を求めても『言い訳っぽいな』と言って、あまり説明しようとしない。僕は『説明と釈明は違う』と言うのだが。リーダーとしては非常に大きな欠落」…との記述は、話した通りです。

そこまで菅さんの欠点を認識していながら、なぜ僕は離れないのか。「どのリーダーにも欠点はあって、完全無欠の人はいない。他の部分で菅直人がリーダーであって良かったと思うから、支えている」と同記事で付言。その中身は、140字じゃ無理だから、近々まとめて書いてみたい。


 私達は自分の物差しで他人を測る習性があることが痛感させられるのです。

自分の身の丈以上の、他人の掛け替えのない長所には目が届かずに、自分の身の丈ほどの彼の欠点には過激に反応し彼を痛めつけ、彼の大事な又私達にとっては有意義な彼の長所迄も殺してしまう恐怖を感じざるを得ませんでした。



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