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子供たちを心配する前に自らが鑑となれ(
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200749

宇佐美 保

 安倍晋三氏が首相に就任して以来、私は、テレビを避けるようになりました。

安倍氏の虚ろな眼差し、虚ろな言葉に耐えられなくなるのです。

更には、そんな安倍氏(加えて、石原慎太郎氏までも)の提灯持ちをする司会者の存在にも耐えられなくなりました。

 

 なにしろ、安倍氏の目指す「美しい国」というのは、この国の過去の汚点を全て隠蔽することで、「外見上美しい国に仕立て上げられた国」であって、中身を問題にしていないようなのですから。

 

 毎日新聞(2007330日)には、次の記述があります。

 

教科書検定:沖縄での集団自決、「日本軍の強制」修正

 文部科学省は30日、06年度の教科書検定結果を公表した。対象は主として高校2年生以上が来春から使用する教科書で、日本史に記載された太平洋戦争末期の沖縄での集団自決について、従来認めていた「日本軍の強制」とする記述に初めて検定意見を付け、教科書会社は強制性に関する記述を修正した。文科省は「最近の学説などの状況から、日本軍の命令が明らかとは言い切れない」と説明している。・・・

 

 しかし、この「強制性に関する記述を修正」に関して、テレビ朝日の「報道ステーション」で、元東京地検特捜部検事(ロッキード事件等担当)の堀田力氏は、次のように力説されておりました。

 

 

学説云々よりも、先ずは、被害者の声に耳を傾けるべきだ!

 

 そして、東京新聞(200741日)のコラム「筆洗」には、沖縄の方の悲惨な体験が書かれています。

 

 六十二年前、目の前で起きたことが金城(きんじょう)重明さんのまぶたには焼き付いている。村長の「天皇陛下万歳」の三唱を合図に、多くの家族が次々と手榴(しゅりゅう)弾を爆発させた。約一週間前、日本軍が一人に二個ずつ配った。一つは敵に備えるため、もう一つは自決用だったという▼沖縄県に属する慶良間(けらま)諸島最大の島、渡嘉敷(とかしき)島での出来事だ。当時十六歳の金城さんには手榴弾が回ってこなかった。だから二つ年上の兄と一緒に泣き叫びながら、石を持った両手を母親の上に打ち下ろした。次に九歳の妹と六歳の弟の命も絶った。どうやったのか記憶はない▼米軍が三月下旬に慶良間諸島、四月一日に沖縄本島に上陸して始まった沖縄戦は「軍民一体」の戦争だった。渡嘉敷島では軍の指示を受けた村長のもと、住民は日本軍の陣地近くに移動させられ「ともに生き、ともに死ぬ」と教えられた。手榴弾の配布は「自決せよという言葉以上の圧力だった」という▼文部科学省による高校教科書の検定では、集団自決を日本軍が強制したという趣旨の記述が修正された。例えば「日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」と▼同省は「近年の状況を踏まえると、強制したかどうかは明らかではない」と説明している。自由意思とでも言いたいのだろうか。金城さんは「歴史の改ざん。軍の駐留先で集団自決が起きている。本質はそこにある」と訴えている▼金城さんにとって、語りたい過去ではないはずだ。過ちを繰り返さないため、歴史の証言者になっている。耳を傾けたい。

 

 しかし、残念ながら、金城さんのような貴重なそして悲しい歴史の証言者は次第に居なくなって行くでしょう。

そして、安倍氏らが歓迎する「学説(?)」が闊歩する時代が到来するのでしょう。

なにしろ、「美しい国」の旗振り人は、「悲惨な歴史の証言」を黙殺するのですから。

 

 「美しい国」の旗振り人には、過去の「醜い日本」の存在を全て抹殺する必要があるようです。

週刊現代(2007.4.14)を見ますと、‘9749日に開かれた(安倍首相が事務局長を務めた)「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の勉強会で、石原信雄元内閣官房副長官(80歳)が講師となり、宮沢喜一政権当時、従軍慰安婦問題が内外で騒動になつたため各省庁を動員しで実態を調べたこと、及び宮沢政権崩壊の前日(‘9384日)に、河野洋平官房長官(70歳・現衆院議長)が、いわゆる「河野談話」という形で、従軍慰安婦に関する旧日本軍の関与を認め、謝罪した経緯などを語った際の質疑応答の冒頭で飛び出した「従軍慰安婦」に関する安倍発言が掲載されています。

 

この安倍発言を目にした時、私は、何十年も前の小学校のホームルームで黄色い嘴を突き出しながら行った討論を思い出しました。

安倍氏の発言はまるでその黄色い嘴から吐き出された論理そっくりなのですから、呆れてしまいました。

(一寸長くなりますので、週刊現代の記事を分割して以下に引用させて頂きます。)

 

安倍晋三事務局長 
関連でいいですか。今、石原さんのお話を伺いますと、ああ、なるほどな、という感じもするわけでありますが、しかし、実態は強制的に連れていかれたということになると、本人だけではなくて、その両親、そのきょうだい、隣近所がその事実を知っているわけですね。強制的にある日、突然、拉致されてしまうわけですから、横田めぐみさんみたいに連れていかれちゃう。そうすると、周りがそれを知っているわけですね。その人たちにとっては、その人たちが慰安婦的行為をするわけではなくて、何の恥でもないわけですから、なぜその人たちが、日韓基本条約を結ぶときに、あれだけ激しいやりとりがあって、いろいろなことをどんどん、どんどん要求する中で、そのことを誰もが一言も口にしなかったというのは、きわめて大きな疑問であると言わざるを得ない。かつまた、今回、そういう話であれば極めて勇気がいる。

・・・

そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、とわれわれも思わざるを得ないんです。



 先ず、安倍氏は「石原さんのお話を伺いますと、ああ、なるほどな、という感じもするわけであります」と思ったのですから、それで良いはずです。

なのに、次から小学生の論理を臆面もなく展開するのです

 

実態は強制的に連れていかれたということになると、本人だけではなくて、その両親、そのきょうだい、隣近所がその事実を知っているわけですね

その人たちが慰安婦的行為をするわけではなくて、何の恥でもないわけですから

「日韓基本条約を結ぶときに・・・そのことを誰もが一言も口にしなかった

・・・

「そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、とわれわれも思わざるを得ないんです。」

 

 この論理展開は、頭の欠如の問題と共に心の欠如(小学生でしたら、「心の未発達」で済むでしょうが、一国の首相では大問題です)の問題も絡んでいると存じます。

実際に「慰安婦的行為」が恥であったら、「行為をした人」のみならず「その両親、そのきょうだい、隣近所」にとっても恥ずかしい事であると、安倍氏は思い至らないのでしょうか!?

「被害者ご本人の恥」は「身内の恥」でもありましょう。

(被害者ご本人のお子様も居られるかもしれません。)

だとしたら、その近隣の人達がその事を騒ぎ立てるのは、「被害者の方々へお気の毒」ではありませんか!?

 

 それに、このような背景の中、直接被害者でない家族らが賠償問題を騒ぎ立てる事が簡単にできますか!?

 

次に又、安倍発言を引用します。
 とすると、絶対100%慰安婦として行為をしていた人以外が手を上げることは考えられないわけでありますが、そうではなくて、私が慰安婦だったと言って要求している人の中には、富山県に出ていたというようなことを言う人だっています。富山には慰安所も何もなかった。明らかに嘘をついている人たちがかなり多くいるわけです。そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、とわれわれも思わざるを得ないんです。


 たとえ、「明らかに嘘をついている人たちがかなり多くいる」といっても、何人かの方が真実を語っているとしたら、その方々へ心を砕くべきです。

この点に関して、柳議員(この安倍発言を探し出した韓国の国会議員)は次のように話しています。

 安倍首相が言及している富山県の話は、故・姜ドクキョンさんの証言と思われますが、彼女の証言は非常に詳細なものであり、国際法的にも実効性を持ちます。彼女たちが50年経って証言を始めたのは、自分の恥ずかしい過去を語らずして死ねないという悲壮な決意からに他なりません。韓国では証言した計192人の元従軍慰安婦中、食堂勤務だなどと甘言に乗せられ就職詐欺に遭った人が98人、軍関係者らに誘拐もしくは拉致された人が65人、官憲の圧力によって連行された人が48人、近辺の人による人身売買が6人となっています。このことは日本政府も彼女たちから独自の聞き取り調査を行って確認しており、その結果、‘938月の『河野談話』として総括したわけです」


 更に、この『河野談話』に関しても、「AFP BB News2007 03 11」の“慰安婦問題の第一人者である吉見教授、安倍首相の発言に苦言”との以下の記述が載っています。

http://www.afpbb.com/article/1407058

慰安婦問題に旧日本軍が組織的に関与していたことを示す資料を発見した、中央大学の吉見義明教授は、この問題についての安倍晋三首相の発言、明らかに1993年の河野洋平官房長官による謝罪を修正するような発言に、危機感を募らせている。

・・・・・・

 吉見教授によれば、旧日本軍が前線部隊のために慰安所を設置する命令を下した関係書類を偶然、発見したのは1980年だったと語る

 

 書類には、中国北部を占領する旧日本軍の参謀が、慰安所の設置を求める内容が記されてた。旧日本軍兵士が、中国女性に性的暴行を加え、現地住民の怒りを買うことを避けることが目的だったという。

 

 一部の歴史家によれば、終戦までに約20万人の女性がアジア各地の慰安所で慰安婦として働かせられていたとも言われる。

・・・・・・

 吉見教授の従軍慰安婦に関する研究は、1992111日付の朝日新聞に掲載された。そして、その翌日には政府が、この問題の調査に乗り出すことを約束した。

 

 そして1993年、当時、官房長官であった河野洋平氏は、旧日本軍が直接、あるいは間接に、慰安所の設置と管理、および慰安婦の移送に関与したことを認め、慰安婦問題で謝罪と反省を表明した。いわゆる河野談話で、「心から」の「お詫びと反省」を内外の関係者に示し、旧日本軍が従軍慰安婦問題に、「直接あるいは間接に」関与した過去を認めた

・・・

 保守的な歴史観で知られる安倍首相は今月、「(旧日本軍による)強制性を裏付けるものはなかった」、「強制性を裏付ける証言はない」と発言。首相は一方で、「そのときの経済状況もあった」「間に入った業者が事実上強制していたケースもあった。広義の解釈では強制性があった」と述べ、河野談話の継承も明言している。

・・・・・・

 吉見教授はさらに、柔らかい語り口調で、脅迫電話や脅迫の手紙をいくつも受け取ったと話す。教授が資料を発見、公表したことに腹を立てた人物が、教授に「死ね」という書面を送りつけてきたこともあるという。

 

 政府が1993年の河野談話の立場を継承したとしても、この見解に反発する動きが。既に国内に広がっている。現在、中学生の教科書で、従軍慰安婦問題を取り上げたものは存在しない、とも、吉見教授は語る

 

 「悪行を認めることを拒絶する感情はいつの世も存在しますが、とりわけ1990年代のバブル崩壊以降は、独自の文化を無理やり主張することが、一つの流れとなっているように思えます」と同教授は分析している。

 

 「旧日本軍が前線部隊のために慰安所を設置する命令を下した関係書類を発見された」吉見教授に「脅迫電話や脅迫の手紙を」出したり、無視する事は「美しい国」の国民が行う行為でしょうか!?


更に、安倍氏は、小学生以下の次の発言をされています
 ですから、もしそれが儒教的な中で50年間黙っていざるを得なかったという、本当にそういう社会なのかどうかと、実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんですけれども、そのへんについて、石原さんは疑問に感じられなかったかどうかということをお伺いしたいと思います。


 こんな質問をした輩が、現在の日本国の首相なのですから、情けなくなってしまいます。

(でも、安倍氏は「キーセン・ハウス」の実態をご存知なのでしょうか?!私は残念ながらよく知りません。でも、昔の島原、吉原・・・の類かしらと思って、次の論を進めます。)

安倍晋三氏という人物は、相手の立場に立って物事を考える事が全く出来ないおっさんと思えてなりません。

 

 

日本を韓国の立場に代えて考えれば、
安倍氏の発言が、
日本国の首相としての資格を問われる発言と気が付くはずです。

 

 日本が韓国に侵略され、日本女性が直接的であれ間接的であれ、韓国軍に従軍慰安婦とされたと考えてみてください。

その侵略が終わった後、日本が韓国に「従軍慰安婦問題」を提起した際、韓国側は次のように返答するでしょう。

(あくまでも、安倍氏の論調になぞらえての話であって、実際には韓国側は次の返答はしないでしょうが。)

 

 もしそれが「品格を重んじる社会」の中で50年間黙っていざるを得なかったという、本当にそういう社会なのかどうかと、日本には、昔から、京には「島原」、江戸には「吉原」が存在しており、今でもその風習は残っており、「それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんです」

 

 と切って捨てられたら、「被害に逢われた日本の女性達があまりにもお気の毒」とは思わないのでしょうか?!

 

「美しい国」を唱える安倍氏にとっては、日本の国だけが美しければ、他国はどうでも良いということなのだと思わざるを得ません。

そんな安倍氏ですから、自分の仲間には温情を施します。

この件については、今回の安倍氏の問題発言がなされた「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」に関する、週刊現代の次の記述を見れば開いた口が塞がらなくなるのです。

「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」

教科書の改訂に危機感を募らせた安倍晋三首相(52歳)や中川昭一政調会長(53歳)ら、当時の自民党右派の若手議員たち87人が、‘97227日に、「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を立ち上げた。中川政調会長が代表、安倍首相が事務局長を務め、同年11月には107人にまで増えた。

 この会は、安倍首相にとってその後の政治活動の原点と言える重要な集まりだった。実際、いまの安倍内閣の中核を担う塩崎恭久官房長官(56歳)、松岡利勝農水相(62歳)、菅義偉総務相(58歳)、高市早苗沖縄北方少子化担当相(46歳)、渡辺喜美行革相(55歳)の5閣僚、それに下村博文官房副長官(52歳)、根元匠首相補佐官(56歳)らがこの会の″同志″である

 中川代表の当時の言によれば、この会は、「事実に基づかない、反日的な教科書で学んでいく子供たちが担う次代の日本は大丈夫だろうか、という思いから発足した」。そして、227日の設立総会以降、週に一度のペースで毎回講師を呼んで勉強会を開いた。


 

 如何ですか?

開いた口が塞がらなくなるではありませんか!?

事実に基づかない、反日的な教科書で学んでいく子供たちが担う次代の日本は大丈夫だろうか、という思いから発足した」という安倍氏、中川氏を初めとする「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」のメンバー各氏が、とても次代を担う子供たちの手本となる人物に程遠い存在なのですから!

 

 仲良しメンバーの一員の「疑惑のデパート」の松岡利勝農水相の不祥事、それを庇う安倍氏、菅氏について「週刊金曜日(2007.3.30号)」の青島顕氏(新聞記者)の記述を引用させて頂きます。

 

・・・松岡利勝農林水産相の資金管理団体は、電気代や水道代が公費で負担される議員会館にしか事務所がないのに、五〇〇万円前後の光熱水費を計上していた。大胆としか言いようがない。

 もっと驚いたのは、本人が明細を明らかにする必要のない現行法を盾に、不正を認めようとしないことだ。「(総額額を書く以上の報告を)現行制度が予定していない」と拒み通しだ。

 内閣を上げて、松岡氏をかばい続けていることにもあきれる。菅義偉総務相は「総務省は個別の費用をどの項目に当てはめるか判断する立場にない」と答弁し、安倍晋三首相も「(農相は)適切に処理していることを答弁し、わたしはそれを了としている」とポーカーフェイスを装う

 開き直りの前に、マスコミも野党も行き詰まっている。問題が単純すぎて、追及しつらいのだ。それを見透かして、本人も安倍首相も、嵐が通り過ぎるのを待っている節がある。だが、責任ある立場の人がそれでよいのか。・・・

 

 そして、松岡氏ご本人は、予算委員会でそのことを追及され“ナントカ還元水や、暖房とか、そういうものが含まれる”と答弁し、その後、“今時、水道水を飲んでいる人はほとんどいない”などと嘯き、大臣の椅子にしがみついたままです。

 

 更には、高市早苗沖縄担当相に関しては、「沖縄タイムズ(20061022日)」には次のように書かれています。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610221300_02.html

 

 就任後、初来県した高市早苗沖縄担当相は二十一日、那覇市内で記者会見し、米軍普天間飛行場移設と今後の北部振興策への対応について、「基地と振興策のリンク論の議論は、全くリンクしないという表現はあたらない。移設問題は進まなくても丸ごと(振興策を)国で受けますという形にはならない」と述べ、基地移設と振興策をリンクさせて実現するという政府方針を主張した

・・・

 来月の県知事選については「県民の期待を背負ってスタートした数々の振興事業が中断したり、行政の継続性が全くなくなるのは困る。これまでの振興策や今後予定されている振興策について、ご理解と密接な協力関係を築ける知事であればいい」と話した。

 

 「基地移設」なくしては「振興策」はない旨の発言をする「高市早苗沖縄担当相」は、先に引用しました「集団自決」を初め「太平洋戦争」に於いて、沖縄を悲惨な状態に陥れたこと、戦後も米軍基地を押付けていることを、「沖縄担当相」であるにもご存じないのでしょうか!?

若し、ご存知なら、どんな事があろうとも先ず沖縄の振興に「沖縄担当相」として尽力するのが当然と思うのですが?!

 

 ここに例を挙げた人達以外の仲良しメンバー達も同じ穴の狢の類では?

そのような誰もが尊敬したくない人達に「事実に基づかない、反日的な教科書」云々と言われると将来がとても不安になります。

事実に基づかない、反日的な教科書で学んでいく子供たちが担う次代の日本は大丈夫だろうかと思う以前に、ご自分達がどの程度の人物なのかをメンバーの方同士で評価しあってみるべきと存じます。

 そして、「次代を担う子供たち」の心配をする前に、メンバーの方々同士で切磋琢磨し、己を磨き上げて、子供たちが憧れる人物になる事が先決ではありませんか!?

 

 しかし、この方々が国会内を闊歩している裏には、彼らに同調するマスコミ人が多いということでしょう。

東京新聞(200745日夕刊)で、ルポライターの早坂隆氏は、コラム「早坂隆の日本三面鏡」で、次のように記述しています。

 

(以下は長くなりますので、次の《子供たちを心配する前に自らが鑑となれ(2)》に続けたく存じます。)


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