私はラグビーを見ません!
2019年10月15日
宇佐美 保
原発、安倍等に反対する、鈴木耕氏が「デモクラタイムス」の「今週のニュース(10月4日)」に於いて、「僕はラグビーのファンだから、……又、勝ったら……」と嬉しそうな顔をしていました。
私は、ラグビーに関しては、エディー・ジョーンズ氏による、日本チームへの熱血指導に感激しました。
フリー百科事典ウィキペディアによる引用
エディー・ジョーンズ(英語: Eddie Jones, 1960年1月30日 - )は、オーストラリアタスマニア州バーニー出身のラグビーユニオンの元選手、指導者。…… 2011年12月、ラグビー日本代表ヘッドコーチに内定。契約期間は2012年4月からラグビーワールドカップ2015終了後の12月31日まで。2012年4月に正式就任し、同年6月にウェールズ代表から初勝利をあげるなど日本チームの向上に貢献した。2013年10月に脳梗塞と診断され、一時入院した。 |
ところが、元首相の森喜朗氏、ラグビーワールドカップ2019大会を開催地を日本に持ってきて、東京の中心地にある、国立競技場を舞台にすることを目指したのである。
しかし、設計段階で大きな問題を起こし、新国立競技場でのラグビーW杯の開催は不可能となった。
そして、この様な様々な動きには、不正なお金が動くようでしょう。
何しろ、東京オリンピックを招いた際の都知事猪瀬直樹氏は、次のようにツイッターしています。
誤解する人がいるので言う。 2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するがほとんど40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです。 |
ところが、2020東京オリンピックの予算は当初7000億で出来るといわれ、世界一コンパクトな大会にするとの話でした。しかし、実際に蓋を開けてみると、3兆円を上回る予算額が必要ではと言われています。
従って、私はオリンピックも見たくありません。
何しろ、福島原発事故で苦労している方々を蔑ろにして、「オリンピック」(勿論、ラグビーワールドカップ2019大会)を日本で開催する等は私には信じられない事です。
もう一度、今回のラグビーでは、次の様なツイートも見ます。
ジョンレモン @horiris9月21日 3馬鹿トリオ。 秋篠宮ご夫妻に失礼ではないか。 |
きっこ @kikko_no_blog9月21日 台風被害で苦しんでいる何万という国民を見捨てて、安倍晋三と麻生太郎が加計孝太郎のバター犬の萩生田光一をはさんでハシャギまくっている図。 |
そして、安倍氏ら(日本チームも)が着ているジャージーの模様が、旭日旗(きょくじつき)を模しているように思えてなりません。
旭日旗 |
更には、安倍氏は次のようにツイートしています。
安倍晋三 @AbeShinzo · 10月13日 東日本大震災でもスポーツの力を実感しましたが、世界の強豪を相手に最後まで自らの力を信じ、勝利を諦めないラグビー日本代表の皆さんの勇姿は台風で大きな被害を受けた被災者の皆さんにとっても元気と勇気を与えてくれるものだと思います。日本代表初の決勝トーナメントでのご活躍を期待しています。 |
全く、安倍晋三氏は「日本の首相」なのでしょうか?
千葉の大被害、今回の大被害を、“ラグビー日本代表の皆さんの勇姿は台風で大きな被害を受けた被災者の皆さんにとっても元気と勇気を与えてくれる……”と述べる前に、ラグビーなども見ず、被害対策に乗り出した欲しいのです。
(更には、防衛費などにお金を使わず、私達の日頃の生活の安全性を保つために、お金を使ってを使って欲しいものです。)
なのに、憲法を改悪して、「緊急事態条項」捻じ込もうとしているのです。
今回のラクビーは、アベとその背後にあるであろう支援部隊の3S政策(スポーツ、スクリーン、セックス)の一環とも思えてなりません。
(補足)
(1)安倍氏の「悪夢のような民衆党政権」等数々ある嘘ごまかしを次の衆議院議員のホームページに掲げられた答弁書をご確認ください。
そして、安倍氏が吉井英勝氏の懸念を丁寧に取り上げ、原発の安全性を確認していたら、福島原発の事故も防げたと存じます。
衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書 平成十八年十二月二十二日受領
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm |
(2)山本太郎参院議員だけ反対 東京五輪決議
https://www.j-cast.com/2013/10/16186369.html
2013/10/16 14:46
2020年東京五輪に向けた努力を政府に求める決議について、衆参両院で無所属の山本太郎参院議員だけが2013年10月15日の本会議で反対した。 決議は、五輪を「元気な日本へ変革する大きなチャンス」とうたっており、衆院では全会一致で採決された。 |
この件に関して、「山本太郎オフィシャルブログ」は、2013-09-10 12:04:28
https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11610647714.html
「嘘までついて」
嘘までついて東京にオリンピックを呼んだって? …… 良かったね、お金儲け大好物の方々、東京で「企業の祭典」を開催出来るなんて! 何千億円も招致活動にばら撒いて、国内の惨事は、対応する能力の無い東電に放りっぱなし。 この国に生きる人々は、一部の金儲けの為に、またしても切り捨てられたんだよ。 …… 仮設住宅で暮らしている人々に、選手村くらい心地よい住居提供しろよ。 自国民はコストとして切り詰め切り捨て、金儲けにはフットワーク軽く、リーダーシップ発揮するんだね。 …… 人の命よりも金儲け。 …… だだ漏れ汚染水も完全ブロック!、収束方法もわからぬ東電原発も、コントロール下にあるらしいですね、安倍総理。 …… 泣き寝入りする? 僕は嫌だ。 明日から、何人を本気に出来るか、同じ方向を向いて貰えるか、一緒にやって行こう。 テンポを上げて。 大きなウネリを作ろう! …… |
(3)東京新聞2019年10月16日「本音のコラム」もご注目ください。
防衛と防災 齋藤美奈子
大勢の人の命がいっペんに奪われ、生活が破壊される事態といえば、戦争と自然災害だ。
戦後七十数年、ひとまず日本は(国内での)戦争は経験しないできた。
その一方でこの国は、ほぼ毎年、なんらかの大災害に遭遇している。二〇一一年の東日本大震災以降だけでも、激甚災害に指定された災害は三十件近い。その大部分は梅雨前線や台風による暴風雨や豪雨である。
国の最大の責務が「国民の生命と財産を守ること」であるなら、国防以上に防災、他国からの攻撃よりも南の海から列島めがけてやってくる台風への備えが重要なはずである。しかるに予算配分はどうか。一九年度の防衛予算は過去最高の五兆二千六百億円。防災・減災・国土強靭化対策を含む防災関係予算は一兆三千五百億円、前年度の補正予算をあわせても二兆四千億円だ。防衛予算のたった半分。これ、逆じゃありません?
九月の台風15号に続いて東日本一帯を直撃した台風19号は「想定外の」「今まで経験したことのない」といった形容がもう通用しないことを示した。戦争は外交努力で回避もできるが、自然災害は避けられない。災害大国であることを思えば、防衛省を防災省に、自衛隊を災害救助中心の隊に再編したっていいくらいである。国際貢献も災害支援に特化させれば、それが最大の安全保障になるのに。(文芸評論家) |